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2ちゃんねる@ネトゲ実況のスレッドの「炎蛇将ガダラルを愛でるスレ」で使われた炎蛇将ガダラルのAAを愛でつつ保管するブログです                          *ただ今移転作業中* スレ11~13までの保管が完了しています。
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931 名前:既にその名前は使われています 投稿日:2007/09/14(金) 02:40:34.55 ID:zi9w3mtX
……くそ、手入れしたばかりなのに。…もう乱れちまった。

朽ち葉を蹴散らし、彷徨える影にも怯まずに、鉤爪は地面を一定に蹴りつける。
「どこまで行くのだ、アず…―、ッ」合図もない加速に、危うく舌を噛むところだ。
軽く手綱を引いて促すが、高揚が勝って足並みを緩めない。珍しい事だった。
交代ついでに立ち寄って、せめて寝床と、羽を整えてやるだけだった筈なのに。
急かされるまま、何も羽織らず遠駆けに出てしまった事を、今更ながらに悔やんだ。
「久々だからといって、ワジャームからバフラウまで巡る奴があるか…」
冷えた指先に熱が移ればと、体一杯に喜ぶ相棒の艶やかな首に、背に、手を滑らせる。
暑い盛りも過ぎた。これからこの一帯も、夏の名残りを少しずつ消していくのだろう。
力いっぱいに駆けて満足した脚が、ようやく休む事を許し…ゆっくりと止まった。
「―…今宵は満月か」己の二つ名の如く、海上の赤い月を見つめながら、呟く。
石崖と深い藪、鬱そうとした獣道を切り抜いた様な、不意の開けた眺めだった。
「こんな、禍々しく見える月になど。姫も…誰も、戻りたいと思わねえだろうな」
せせらぎに寄せていた顔を上げて、賢い鳥が首を傾げた。興味深げに小さく喉が鳴る。
幾度も、すらりと伸びた首を擦り付けて甘える様子に、冷えた頬も釣られて緩んだ。
「…童話の一説だ。聞いたとて、何の閃きにも繋がらぬ。すぐに飽きよう」
言い聞かせれば、すぐに控えて落ち着くものが。…今日に限っては、何をしても駄目らしい。
「体ばかりでかい、甘ったれめ」そうなるのは、長らく顔を見せない時だと、解ってはいる。
諦めの溜息が漏れた。寝物語をしながらこいつを枕に眠るのも、悪くはない…―。


933 名前:既にその名前は使われています 投稿日:2007/09/14(金) 05:30:31.78 ID:cOs4nzgG
ひとり秋の夜空を見上げる炎蛇将に萌えたage
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21 名前:既にその名前は使われています :2007/06/26(火) 16:17:38.25 ID:Q/CKDWa2
" ; ;ヾ *;""#ヾ*;ヾ;i"i "; *
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";:ノ;;;i!! !!ヽ ||梅||  ,,   (つ[_]と)   ,,       ,,
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